2019年台風19号被災地の避難所における健康相談の意義

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2021
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Zdroj: 長野女子短期大学研究紀要. 17:1-3
ISSN: 1880-1870
Popis: application/pdf
2019年台風19号により被災地域の住民の避難所生活が始まった。10日後より長野市保健所と医師会で「血糖が気になる方への医師相談会」を行った。5カ所、相談日9日間で延べ39名の相談者があった。筆者はそのうち1カ所で健康相談の相談医を担当した。災害後の糖尿病治療の中断、災害前からの中断者の各1名は血糖高値のため至急の受信が必要で、お手伝いさせて頂いた。水害ならではのインスリンのトラブルもありその解決も行った。また糖尿病、高血圧の受診歴のない相談者からも半数以上の指導対象者が見つかった。避難所に実際に足を踏み入れて、チーム医療のみならず、さまざまな対応が必要であることも判明した。
Databáze: OpenAIRE