Chinese Learners’ Use of High-frequency Sino-Japanese Verbal Nouns in Speeches : A Study Based on the I-JAS Corpus
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2023 |
Předmět: | |
Zdroj: | 統計数理研究所共同研究リポート. 465:1-22 |
Popis: | 本研究は、大規模な日本語学習者コーパスを用い、様々な習熟度段階にある中国語を母語とする日本語学習者の話し言葉における漢語動名詞の使用実態を明らかにすることを目指す。具体的には、(a)頻度(使用量・語彙多様性)、(b)語彙難度、(c)上位語、(d)特徴語 という観点で、中国語を母語とする日本語学習者、および、韓国語を母語とする学習者・英語を母語とする学習者の漢語動名詞使用はどのような特徴を持っているのか 、という 4 つの RQ を設定した。それぞれの RQ について、(1)習熟度はどのように影響しているのか、(2)母語はどのように影響しているのか、という 2 つの観点 から考察を行う。その結果、(i)中国語を母語とする学習者は漢字知識を持っているが、 高頻度漢語動名詞の使用にはまだ多くの問題が存在し、一定の日本語レベルの学習者であってもそれらの問題が継続している可能性があること、(ii)異なる母語にある学習者の漢語動名詞使用には細かい差異が存在するが、漢語動名詞をひとまとめして量的側面(頻度・語彙難度)に限って考えた場合には、見られる特徴の多くは共通して認められること、が示された。 |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |