外科的矯正治療を行った骨格性III級下顎偏位の一治験例

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2014
Předmět:
Zdroj: 岐阜歯科学会雑誌 = The Journal of Gifu Dental Society. 41(1):55-61
ISSN: 0385-0072
Popis: 下顎の左方偏位、下顎骨の過成長、上下顎切歯唇側傾斜および舌突出癖を伴う骨格性III級と診断された17歳5ヵ月の女子に対して、下顎枝矢状分割術を併用した矯正歯科治療を行った。上下顎両側第三大臼歯と上下両側第一小臼歯を抜去した後、プリアジャストエッジワイズ装置を用いて術前矯正治療を行った。術前矯正治療後、下顎枝矢状分割術を併用した結果、良好なオーバージェット、オーバーバイト、I級の犬歯、フルステップのII級大臼歯関係および緊密な咬頭嵌合が得られた。保定開始から2年2ヵ月を経過した後も、安定した咬合関係を保っており、患者の十分な満足が得られた。
Databáze: OpenAIRE