Development of an onboard hard X-ray telescope for NeXT satellite

Autor: Ogasaka, Yasushi, Tamura, Keisuke, Furuzawa, Akihiro, Shibata, Ryo, Tawara, Yuzuru, Yamashita, Kojun, Okajima, Takashi, Kunieda, Hideyo
Jazyk: japonština
Rok vydání: 2003
Předmět:
Zdroj: 平成14年度宇宙放射線シンポジウム:次期X線天文衛星NeXTは何を目指すか = Cosmic Radiation Symposium 2002: New Science to be Explored by the X-ray Astronomy Mission NeXT. :85-88
Popis: 硬X線望遠鏡は、硬X線領域での撮像観測を目的としたNeXT計画の主観測装置であり、0.5〜80keVの広帯域に感度を持つ。その技術的基盤は多層膜スーパーミラー技術と多重薄板高効率光学系技術である。名古屋大学の研究グループは世界に先駆けて実観測に供することが可能な硬X線望遠鏡を開発、製作し、NASA/GSFCと共同で推進中のInFOCμS気球実験に搭載し、2001年に観測飛行に成功した。現在までに、口径40cm、焦点距離8m、反射鏡面にPt/C多層膜スーパーミラーを用い、有効面積50cm(sup 2)(30keV)、結像性能2arcmin(HPD)、エネルギー感度領域上限40keVを達成している。NeXT搭載硬X線望遠鏡の実現に向けて、最も重要な開発課題は結像性能の向上であり、円錐近似鏡の限界性能を追及すると共に、並行してWolter型非球面形状鏡の導入を検討する必要がある。
資料番号: AA0045914012
Databáze: OpenAIRE