An empirical study of short-term type of encounter group as a three-day training of counseling

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2015
Předmět:
Zdroj: 人間と環境 = Journal of Human Environmental Studies. 6:1-7
ISSN: 2185-8365
Popis: 2 泊3 日のカウンセリング体験学習の短期研修型エンカウンター・グループの影響をアウトカムとプロセスから検討した。カウンセリング体験学習研修のエンカウンター・グループ体験群は12 名の社会人・職業人で、統制群は28 名の看護学科の学生である。グループ体験群では、事前テストと事後テストの間で日本版POI のFr(内的感受性)、エゴグラムのNP(養育的な親の自我状態)、Y-G 性格検査のC(回帰性傾向)とA(支配性)に有意差がみられ、内的感受性と回帰性傾向が増大し、養育的な親の自我状態と支配性が減少した。統制群では、有意差はみられなかった。プロセスへの影響をみるためにグループでの6 種類の「自己概念及び他者認知」、つまり「現実自己」、「理想自己」、「メンバー自己」、「スタッフ(ファシリテーター)自己」、「スタッフ(ファシリテーター)認知」、及び「グループの雰囲気の認知」をSD 法(16 対の形容詞)によって5 回(初回、第3、第5、第7、第8 セッションの終了時に)測定した。カウンセリング体験学習研修群では、「自己概念及び他者認知」の変化が「理想自己」と「グループの雰囲気の認知」において認められた。「現実自己」とそれ以外の「自己概念及び他者認知」とのズレ得点の変化は、「グループの雰囲気の認知」において認められ、ズレは次第に小さくなって「現実自己」に近づいた。
Databáze: OpenAIRE