Bacteriological Research of Non-tuberculous Mycobacteriosis
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2019 |
Předmět: | |
Zdroj: | 新潟医学会雑誌. 133(3):103-108 |
ISSN: | 0029-0440 |
Popis: | 代表的な非結核性抗酸菌であるMycobacterium avium-intracellulare complex (MAC 菌)は,環境常在菌・人獣共通病原体である点で結核菌と大きく異なる.近年,肺MAC症は中高年女性を中心に現在急増している(罹患率15以上/10万人年)にもかかわらず,菌の増殖・生存機構といった基本的な細菌学的性状が未解明であるため,感染対策ならびに新規治療法の開拓が阻まれている.当教室では, MAC菌が低酸素・富栄養条件でバイオフィルムを形成することを解明した.さらに,トランスポゾン変異導入システムと次世代シーケンサーを利用した解析により,バイオフィルム形成必須因子として,糖質・脂質代謝経路の再構築,ストレス応答性の転写開始因子,ならびにプロテアソーム系を構成する遺伝子が挙がってきた.MAC菌の細菌学研究により,新規薬剤標的発見などの臨床に還元できる成果を目指したい. |
Databáze: | OpenAIRE |
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