Autor: |
TANAKA, Noriko, KAIZAKI, Aya, Yamashita, Hiromi, Hirano, Naomi |
Jazyk: |
japonština |
Rok vydání: |
2022 |
Předmět: |
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Zdroj: |
神戸女子短期大学紀要論攷. 67:25-35 |
ISSN: |
0919-3650 |
Popis: |
本研究は、健康な在宅高齢者を対象に、嚥下に関わる口腔機能を評価し、口腔体操プログラム(P)を実施することによる口腔機能の変化や、健康関連QOL(Quality of Life)との関連について調べた。近畿地区の在宅高齢者41人を対象として、口腔体操Pを実施する訓練(T)群と実施しない対照(NT)群に分けて,3か月の訓練による口腔機能評価と健康関連QOL の変化について検討した。その結果,口腔体操Pにより、音節交互反復運動(Oral Diadochokinesis: OD)では「パ」「タ」「カ」の発声回数が増加し、特に「タ」と「カ」で有意な増加が認められた。また、OD のpre の初期値と変化量との間に有意な負の相関関係が認められ、初期値の回数が少ないほど、発声回数が増加し口腔体操Pの効果が顕著であった。唾液嚥下時間および唾液分泌量について有意ではなかったが、改善する傾向はあった。一方、NT 群では口腔機能評価には変化がなかった。健康関連QOL では、SF-8TM のPCS(身体的健康感サマリースコア)が口腔体操Pにより向上する傾向があった。 |
Databáze: |
OpenAIRE |
Externí odkaz: |
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