An exploratory study of parental expectations as viewed by adolescents and parents
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2018 |
Předmět: | |
Zdroj: | 和洋女子大学紀要 = The journal of Wayo Women's University. 58:49-60 |
ISSN: | 1884-6351 |
Popis: | 本研究の目的は、青年世代と親世代の双方からみた親の期待のあり方について、親の期待している理由、親の期待にこたえられない場合の反応予期、親が期待していないことの心理的意味という観点から明らかにすることである。青年世代240名(男性120名、女性120名)と親世代240名(男性120名、女性120名)にweb調査を実施し、青年世代(15歳から29歳)には親からの期待、親世代には15歳から29歳までの子どもへの期待について尋ねた。親の期待を感じている程度および期待している内容に加えて、期待を感じている回答者には期待している理由と期待にこたえられない場合の反応予期、期待を感じていない回答者には親が期待していないことの心理的意味に関する自由記述を求めた。親の期待している理由として「1-子のための思い」「2-親の考えの優先」「3-現状懸念」、親の期待にこたえられない場合の反応予期として「1-子への支援」「2-子の意思の尊重」「3-子への非難」、親が期待していないことの心理的意味として「1-自由」「2-疑念」「3-無関心」「4-無執着」というカテゴリーがそれぞれ見いだされた。青年は親が抱いているよりも親からの期待を感じておらず、青年と親が感じる期待のあり方にずれがみられる場合のあることが示唆された。子が親の期待にこたえられない場合でも支援すると考える親が多かった一方で、青年は親から非難されると考える傾向が多くみられた。さらに親が期待していないことも、親にとっては生き方を子に委ねるなど自由を意味することが多い一方で、青年にとっては特にこだわらないという無執着を意味することが多くみられた。このような青年と親が感じる期待のあり方のずれを調整したりお互いが納得できるように変化させたりすることが重要になること、親の期待のあり方のずれが青年期の親子関係を変化させるきっかけになること、親が期待していないことに特にこだわらない無執着というあり方も青年の発達にとって有意味であることを論じた。 |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |