看護系大学の看護教員の職業性ストレスとアディクション NIOSH職業性ストレス調査票、FTND、CAGEを含む自記式質問紙調査より
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2019 |
Předmět: | |
Zdroj: | アディクション看護. 16(2):55-82 |
ISSN: | 1349-7472 |
Popis: | 看護系大学に勤める看護教員の職業性ストレスおよびハラスメント、さらに飲酒や喫煙等のアディクション関連の生活習慣について、郵送式自記式質問紙調査を実施した。結果、190名の研究協力者を得て以下のことが明らかにされた。(1)ストレスが多いと自覚している者は5割強、他の職場と変わらないと自覚している者は4割弱であった、(2)身体的暴力は少ないものの言葉の暴力は3人に1人が経験しており、アカデミックハラスメントも2割強が経験していた、(3)ストレス要因に関する自由記載を分析した結果、【人間関係】【業務関係】【自分自身のこと】の3カテゴリに、ストレスに関する思いや考えは【業績重視のヒエラルキー社会によるストレスと課題】【価値観の相違や人間関係、一枚岩になれないストレスと課題】【多忙ゆえのストレスと、求める労働条件の改善】【その他】の4カテゴリに集約された、(4)NIOSH(職業性ストレス調査票)の抑うつ得点と職務満足感得点の説明変数としては、健康一般や人々への責任、自尊心、技能の低活用、労働負荷等が見出せ、健康一般が不良で労働負荷が高いほど抑うつは高く、また人々への責任と自尊心が高いほど、さらに技能の活用が高く労働負荷が低いほど、職務満足感は高かった、(5)属性別では職位が高いほど裁量権や労働負荷、人々への責任、職務満足感は高く、ストレスの自覚が他の職場よりも多いと認識している者ほどストレス指標も高かった、(6)アルコール依存症が疑われる者は疑われない者よりも技能が活用されておらず、人々への責任は低かった。(著者抄録) |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |