Jazyk: |
japonština |
Rok vydání: |
2023 |
Předmět: |
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Zdroj: |
広島都市学園大学子ども教育学部紀要 = Bulletin of Hiroshima Cosmopolitan University Faculty of Childhood Education. 9(2):13-22 |
ISSN: |
2189-163X |
Popis: |
本研究は,発達に気がかりのある海外子女における幼児期支援の現状と課題を明らかにすることを目的とする。本稿では,マレーシア・クアラルンプール在住の家族3組を対象に実施したインタビュー調査の結果をまとめて報告する。なお,インタビューの記録はSCAT(大谷,2019)を用いて分析した。その結果,①幼児教育機関で使用される主言語の選択が,義務教育終了後の帰国選択の主要因にもなりかねない可能性があること。学習言語の選択については,帰国子女の就学問題との関連も報告されており,海外子女であるがゆえに直面する困難さがあることがわかる。また,②国内と同等の療育や訓練,あるいは定期的な相談等の継続した支援との繋がりに難しさがあること。③発達の気がかりについて日本人の専門家への相談ニーズがあることが明らかとなった。今後は,現地での介入的支援の経過報告も併せて,幼児期支援の現状と課題を明確にする。 |
Databáze: |
OpenAIRE |
Externí odkaz: |
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