Considering Acting Elements for Daycare Teacher — From A Pupeteer's Point of View

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2023
Předmět:
Zdroj: 名古屋短期大学研究紀要 = BULLETIN OF NAGOYA COLLEGE. 61:33-42
ISSN: 0286-777X
Popis: 保育者による表現力の教育的な意義を認識していながらも, 自分自身が表現者となると, イメージしていたように表現できず「恥ずかしさ」や「セリフの表現力」に課題を感じている受講生の存在がある。子どもの前で演じる機会の多い保育者の表現力に関わる意識や向上を図るために, 人形を声や歌で表現する人形劇団の演者らが, 人形を通して, いかに子どもの心を魅了する演技を続けているのか, 演者の視点をインタビューと演者の記述から整理した。人形劇役者の視点は, 舞台に立つ演者の視点から人形の視点へ観客の意識を移行させること, 人形が立つことを意識すること, 人形の目線を生かすこと,セリフを吐く意識, 演者の下半身を意識することが述べられた。これらから, 保育者にも援用可能な意識付けの視点としては, 立体的な制作物で表現する上で基本となる立つ意識, 観客の意識が人形に集中するために, 演者の視線を人形の視線に移行すること,子どもが理解できる速度で話すことが重要な視点であると議論した。
Databáze: OpenAIRE