Learning Outcomes and Career of Graduates of Information Sociology : Focusing on Results of the Web Tracer Study System

Autor: Chisako, Eto, Kiyoshi, Ishibashi, Jun, Tohyama, Ryohei, Doumae, Yoshinori, Nakanishi, Kaoru, Haraoka, Yoshiro, Shiraishi
Jazyk: japonština
Rok vydání: 2016
Předmět:
Zdroj: 久留米大学文学部紀要. 情報社会学科編 = Bulletin of Faculty of Literature, Kurume University. Information Sociology. 11:69-88
ISSN: 1348-1010
Popis: 本研究は,学科設立から10年を迎えたのを機に,学科教育の評価者でもありサポーターでもある卒業生を対象とした悉皆調査を行うことで,学科教育に対する点検・評価,IR 活動の一環として今後の学科教育の改善を検討することが目的である.調査方法は,卒業生に調査依頼状とweb 回答が可能な個別ID とパスワードを発行し,各自が回答を行うweb システムによるアンケート調査を実施した.調査の結果から,在学時の学修状況としては,授業には真面目に出席しているが,授業外での学習はほとんど行っておらず,学科の教育・指導で充実していたと評価しているものは,「専門の授業」や「卒業論文」,「ゼミ活動」であり,自分が熱心に取り組んだ活動も「卒業論文」,「専門の授業」,「ゼミ活動」であった.卒業後の進路は,約9割が就職をしており,約8割が正規雇用として就業していた.その中で,初職を継続している者は約6割であった.在学時に獲得した能力では「PC を活用する能力」であるが,現在の仕事で必要とされている能力は,知識や技能ではなく「基礎的・社会的な技能」や「統合的な学習知識と創造的な思考力」などの能力であった.大学教育での効用としては,人格を形成する上で重要だったと考えており,78.9%の卒業生が総合的に振り返って学科教育に満足していると回答していた.
Databáze: OpenAIRE