Temperature Dependence of ATP-induced Contraction of Glycerinated Muscle I. Temperature Effect on ATP-induced Contraction of the Rabbit Muscle Glycerinated for a Long Period and the Influences of KCl Concentration, PEG, and EGTA
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 1973 |
Zdroj: | 札幌医学雑誌=The Sapporo Medical Journal. 42(2):94-98 |
ISSN: | 0036-472X |
Popis: | グリセリンにより6年間処理したウサギ腰筋について,ATP収縮の温度依存性,それに対するKCl濃度とPEGの影響,およびこの筋のEGTA感受性を検討し,以下の結果を得た. 1)ATP収縮は温度に依存し,発生張力は低温下で強く抑制された. 2)この温度依存性はKCl濃度で影響され,低濃度KClでは低温による収縮の抑制は減弱した. 3)30mg/mℓ PEGは100および50mM KCl存在下で,ATP収縮の温度低下による弛緩に対して認めるべき影響を与えなかった.またPEGは20℃下のATP収縮に対しても本質的な影響を与えなかった.しかし350mM KCl存在下ては,AMの解離をやや抑制する傾向が示された. 4)グリセリン筋のATP収縮は,2mM EGTA添加により全く弛緩しなかった.すなわち,EGTAあるいはcalciumに対する感受性が全く失われていた. |
Databáze: | OpenAIRE |
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