ITERだより(76)

Autor: Taniguchi, Masaki, Suzuki, Satoshi, Matsui, Kunihiro, Kashiwagi, Mieko, Kondo, Takashi, Sakurai, Takeru
Jazyk: japonština
Rok vydání: 2019
Zdroj: プラズマ・核融合学会誌. 95(7):P352-P356
Popis: 1. 6/19~20、第24回ITER理事会がITER機構本部において開催された。2. 第25回ITER科学技術諮問委員会(STAC-25)が5月14~16日の3日間、ITER機構本部において開催された。日本からは2名の委員、2名の専門家が参加した。3. TFコイル1号機の製作は、封止溶接を完了した。また、Fコイル2号機は、WPの製作が2月に完了し、3月~5月初め頃までWPの最終検査を実施し、現在、コイル容器との一体化作業へ移行している。4.量研は日本からの人的貢献の増加を図り、情報の周知活動を大幅な見直し、応募書類作成のアドバイスと添削指導、模擬面接トレーニングにも力を入れるなどし、従来は約3%だった合格率を約10%に向上させることができた。IPA、ポスドクフェロー、インターンシップにもそれぞれ邦人が参加している。5. 文部科学副大臣・永岡桂子氏が、2019年5月2日にITER機構、翌3日にイタリアに建設中のITER中性粒子入射装置実機試験施設(NBTF)を視察された。6. 2019年度春季第98回 低温工学・超電導学会研究発表会において、ITERプロジェクト部超伝導磁石開発グループの櫻井研究員らが論文「極低温におけるオーステナイト系ステンレス鋼の破壊靭性値とオーステナイト相の安定度との相関」に対して令和元年度論文賞を受賞した。7. (株)日立製作所の担当者と共に、量研・ITERプロジェクト部 NB加熱開発グループリーダーが、「ITER NBI 100万ボルト直流超高電圧電源の開発」に対し(一社)電気学会、第75回電気学術振興賞(進歩賞)を受賞した。
Databáze: OpenAIRE