Actual Conditions of PMS / PMDD in High School Students and Their Impact on School Life : Relationship with the Number of Visits to the Health Care Room, Symptomatic Items in the Health Survey, Days Absent, and Days Late / Early Leaving
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2022 |
Předmět: | |
Zdroj: | 千葉大学教育学部研究紀要 = Bulletin of The Faculty of Education, Chiba University. 70:99-109 |
ISSN: | 1348-2084 |
Popis: | [要約] 本調査ではPSSTを用いて高校生におけるPMS・PMDDの実態および,PMS・PMDDが学校生活へ与える影響について,保健室来室回数,保健調査有症項目数,欠席日数,遅刻・早退日数との関連を明らかにした。まず,PSSTの因子分析では,【社会生活の質・人間関係】,【精神症状】,【身体症状】の三因子に分かれ,PSSTが高校生にも適用可能であることを示唆した。PMS・PMDDの有病率は,『症状なし・軽症PMS』51.6%,『中等症・重症PMS』35.2%,『PMDD』13.2%であった。PMS・PMDDについて,知っていた者が23.5%,知らなかった者が76.5%であった。PMS・PMDDの認知とPMSの重症度には関連があり,PMSを知っている者はPMS症状が中等度以上になると多かった。さらに,中等症・重症PMS群及びPMDD群のうち,PMSを知らなったものが67.4%いることが明らかになった。また,PMSの重症度が高くなるほど,保健室来室回数,保健調査有症項目数,欠席日数,遅刻・早退日数が有意に増加していた。以上のことから,PMS・PMDDは高校生の学校生活へ多大な影響を与えており,今後養護教諭として高校生のPMS・PMDDの認知を高めるなど,適切な対応が必要であることが示唆された。 |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |