Jazyk: |
japonština |
Rok vydání: |
2020 |
Předmět: |
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Zdroj: |
臨牀透析 = The Japanese Journal of Clinical Dialysiss. 36(10):1301-1308 |
ISSN: |
0910-5808 |
Popis: |
患者自身が評価する主観的な指標は患者報告アウトカム(PRO)と総称され,評価項目に日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)が含まれる.これまでの臨床研究では,医療者側の視点からみた重大なアウトカム(例:全死亡,合併症の発症)が臨床指標として用いられてきたが,最近はこれら客観的指標を補完しうるPRO に関心が集まっている.PRO の評価法・尺度はpatient-reported outcome measures(PROMs)と呼ばれ,透析患者でもさまざまな指標が作成されている.日本透析学会統計調査委員会では,導入期および維持期における主観的な身体機能状態(≒ADL)について全国調査をしているが,見た目の身体機能状態は死亡率と関連することが報告されている.一方で,従来の腎疾患特異的な健康関連QOL は評価法が煩雑なため,簡便ですべての疾患に使えるEuroQOL 5-demention 5-level(EQ-5D-5L)が透析領域でも普及する可能性がある. |
Databáze: |
OpenAIRE |
Externí odkaz: |
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