Jazyk: |
japonština |
Rok vydání: |
2022 |
Předmět: |
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Zdroj: |
札幌保健科学雑誌=SAPPORO MEDICAL UNIVERSITY SAPPORO JOURNAL OF HELTH SCIENCES. (11):31-37 |
ISSN: |
2186-621X |
Popis: |
本研究では,反復到達運動課題の内容の違いがプリズム順応効果に及ぼす影響を検討した.反復到達運動は,前後半各80 回とし,介入条件の前半では参加者は,右偏倚プリズムの眼鏡を使用し,統制条件の前半では偏倚角度のないレンズの眼鏡を使用した.両条件の後半では,左偏倚プリズムの眼鏡を使用した.対象は健常成人22 名とし,全員が上記2 条件に参加した.効果判定として,目と手の協調性の評価にはpen-loop pointing(OLP)課題を,空間性注意機能の評価には線分二等分(line bisection:LB)課題を採用した.その結果,両条件ともにOLP 課題とLB 課題において反復到達運動によるプリズム順応効果を認めたが,条件間に違いを認めなかった.ただし,参加者ごとに結果を分析したところ,反復到達運動課題の条件によって,LB 課題上の順応効果に違いが起こりうることが明らかとなった.本研究結果から,個々の参加者の感受性に応じたプリズム順応課題の設定が必要である可能性が示唆された. |
Databáze: |
OpenAIRE |
Externí odkaz: |
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