Survey of Urinary Care in a Community-Based Integrated Care Ward

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2022
Předmět:
Zdroj: 山梨大学看護学会誌 = 山梨大学看護学会誌. 20(2):9-14
ISSN: 1347-7714
Popis: 本研究の目的は,地域包括ケア病棟に入院した患者が有する下部尿路症状と動作能力の入院時と退院時の差の比較と,実施された排尿ケアの実態を明らかにすることである。データは,調査期間内に入院し退院した患者の診療録より動作能力,下部尿路症状,排尿ケアを収集した。結果,対象者 178 名のうち , 下部尿路症状を有している患者は,132 名(74.2%)であった。動作能力は,重症度,医療・看護必要度やバーセルインデックスの得点より自立している患者が 7 割であった。排尿ケアは,排泄動作能力に応じたケアが中心となっており,蓄尿症状を抱える患者に対する行動療法を含めた排尿ケアの実施が不十分であった。動作能力は,入院時と比べ退院時には得点が有意に上昇していたが,下部尿路症状は,一つの項目を除き得点の上昇がみられなかった。地域包括ケア病棟において排泄動作能力の向上だけでなく下部尿路症状の改善に向けた排尿ケアの必要性が示唆された。
Databáze: OpenAIRE