Der Prozess der Festlegung auf den Begriff 'hōritsukōi' (Rechtsgeschäft) und dessen heutige Bedeutung im Japanischen Zivilgesetz (Ⅲ)
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2017 |
Předmět: | |
Zdroj: | 法学新報. 123(8):35-88 |
ISSN: | 0009-6296 |
Popis: | application/pdf 本稿は、第一章において、これまで未解明であった、「法律上ノ行為」から「法律行為」文言への変更の経緯を解明し(第一二二巻第七・八号)、第二章において、「法律行為」概念における立法者意思を、法典調査会の議論から明らかにするとともに、その後の起草者意思の内容を、立法直後における起草者の文献から明らかにし、同時に、立法者意思の内容を推測せしめる(第一二二巻第一一・一二号)とともに、立法者が立法過程において参照した、当時のドイツにおける代表的学説(Windscheid,Dernburg)について、法律行為概念に関連する内容を紹介し整理することにより、立法者意思に対する誤解を解き、また現在的な問題への関連づけと課題の発見を行っている。 以上を踏まえ、第三章において、法律行為を以て、これまで前提とされてきたAkt(行為)としての「法律行為」のみならず、Akt としての法律行為により形成される、法律上の地位を含む「法律関係」の設定を意味する「Regelung(法律)としての法律行為」の、民法学における解釈論上の有意性につき、若干の問題について試論を示し、Regelung の内実を、特に意思と法律との関係を意識して検討することにより、「法律行為」概念の現在的意義の一端を明らかにするものである。 |
Databáze: | OpenAIRE |
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