Transformation of Exhibition Space at Xian Beilin in Modern China
Autor: | Koichi, Muramatsu |
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Jazyk: | japonština |
Rok vydání: | 2019 |
Předmět: | |
Zdroj: | 淑徳大学人文学部研究論集. 4:25-48 |
ISSN: | 2189-5791 |
Popis: | 清朝滅亡後、「博物館」は近代における新しい「中国」というまとまりを創出・維持させるための装置のひとつであった。古都・西安では博物館の創設は比較的遅く、文廟(孔子廟)の付属施設であった碑林が陝西省図書館の管理を経て、1944年にようやく陝西省歴史博物館が開設された。本稿では碑林の博物館化の過程を展示空間・文物保護・文物の陳列といった観点から考察した。特に、①1906年「西安府文廟と碑林における古碑」(関野貞)②1908年『長安史蹟の研究』(足立喜六)③1914年『図書館所管碑林碑目表』(陝西図書館)④1935年『西京碑林』(張知道)⑤1938年『西安碑林碑石目録』(西安碑林管理委員会)⑥1946年『西京碑林蔵石目録』(陝西省歴史博物館)⑦2006年『西安碑林博物館碑刻総目録提要』(陳忠凱)の7つの資料を時期ごとに整理し、「大秦景教流行中国碑」、「昭陵六駿」、鴛鴦七志斎の墓志、西北芸術文物考察団の発掘品、西安新城小碑林などの文物(文化財)の収蔵過程と碑林の博物館化を論じた。 |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |