トウメイ コッカク ヒョウホン ノ ユウコウ リヨウ ニ ツイテ
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2012 |
Předmět: | |
Zdroj: | 千葉大学教育学部研究紀要 = Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University. 60:447-450 |
ISSN: | 1348-2084 |
Popis: | 学部の生物学実験で行っているマウスの解剖に使用した標本を,筋と骨格の関係が観察しやすい透明骨格標本にして,さらなる観察材料にして実験で利用できるか検討した。グリセリン漬けした標本の骨格を2重染色する方法では,筋の量感は分かるが,個々の筋の区別はつきにくく,かつ標本作成に時間がかかり,また,予想していた柔軟性もなく,今回の目的には不向きであることが分かった。ホルマリン固定標本よりアルコール固定標本のほうが透明化や染色が早く,また,筋の区別のつく半透明化も可能なことが示された。また,成体マウスでも従来の軟骨と硬骨を個別に染色するのではなく,同時染色が可能なことが示された。このようなアルコール固定標本を同時染色することで,現在行っている生物学実験に,従来捨てていた筋と骨格をも有効に標本化し,今までの実験スケジュール内に新たな観察を行い,より密度の高い内容を盛り込むことが可能となった。 To utilize mouse specimens after the student laboratory in dissection, I attempted easy methods to make transparentskeletal specimens. Glycerin immersed specimens without fixation required a lot of time to be stained. Materialsfixed in alcohol were able to be subjected to simultaneous double staining of cartilages and ossified bonesand be cleared in a short time. An arranged program of biological laboratory which include skeletal specimensmaking was discussed. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |