Examination of lifestyle education to improve stress coping ability of students

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2021
Předmět:
Zdroj: 医療福祉情報行動科学研究. 8:123-132
ISSN: 2185-1999
Popis: ストレスとは、外部から刺激を受けた時に生じる緊張状態のことであり、同じような状況に対しても、ストレスに対する捉え方は人それぞれである。そのひとつにストレス対処能力(SOC)がある。SOCは人生でおこる様々な出来事を、一貫して捉え、つじつまを合わせ、きちんと行動ができるという感覚の事であり、SOCが高い人ほど、ストレスを上手く対処できるとされ、これまでの経験や生活によって変わるとされている。一方で、大学生の生活習慣は乱れやすいことが指摘されている。そこで本研究は、大学生のSOCと生活習慣および健康意識の関連を明らかにすることを目的とし、看護学生66名に質問紙調査を行った。その結果、以下の事が明らかにあった。①大学生のSOC平均値は52.92±4.44であった。②SOC高値群では「適正体重から外れないようにしている」、「近い距離や階段はできるだけ歩く」、生活習慣総得点、SF12「活力」、精神的側面サマリースコアが有意に高く、CES-Dが有意に低かった。③SOCは生活習慣項目「手軽な運動で体を動かす」「近い距離や階段はできるだけ歩く」および運動生活習慣、生活習慣総合計、SF12「活力」と正の相関が確認された。④SOC「把握可能感」はSF12「活力」と負の相関が確認された。⑤SOC「処理可能感」は生活習慣「疲れを感じたら休養をとる」と正の相関が確認された。⑥SOC「有意味感」は生活習慣「朝食を毎日食べる」「規則的に自分なりの運動で汗をかく」、「手軽な運動で体を動かす」「近い距離や階段はできるだけ歩く」および運動合計、生活習慣総合計、SF12「身体機能」、SF12「活力」「社会生活機能」精神的側面と正の相関が、CES-Dと負の相関が確認され、重回帰分析の結果、SF12「活力」、「近い距離や階段はできるだけ歩く」、CES-Dが抽出された(R2=0.39)。
Databáze: OpenAIRE