Evaluation of Labor Market Equilibrium with on the Job Search
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2020 |
Předmět: | |
Zdroj: | 日本福祉大学経済論集 = JOURNAL OF ECONOMIC STUDIES, Nihon Fukushi University. 61:51-58 |
ISSN: | 0915-6011 |
Popis: | 失業者のみがジョブ・サーチを行うという伝統的経済学の想定は非現実的である. 本論では, on the job search を考慮したDMP モデルを用いてcalibration に基づくシミュレーションを行うことで転職が労働市場に与える効果を検証した. 労働者がon the job search を行うことで, 労働需給逼迫度は低下して雇用創出が抑制されるものの, 留保生産性は低下して雇用喪失は抑制される結果, 失業率は低下するという結果が得られた. 転職費用の上昇は留保生産性を上昇させて雇用喪失を促し, 失業率を上昇させるとともに, 転職希望者を減少させる. また, 職務の生産性の上昇は雇用喪失を抑制するとともに雇用創出を促して失業率を低下させる一方で, 転職希望者を増加させることが示される. 但し, 失業率の低下には賃金格差の拡大を伴うことに留意する必要性がある. |
Databáze: | OpenAIRE |
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