ピットフォール 肺大細胞神経内分泌癌

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2014
Předmět:
Zdroj: 呼吸. 33(3):284-287
ISSN: 0286-9314
Popis: LCNECは肺原発の神経内分泌癌である。喫煙との関連があり、末梢発生例が多い。病理組織での神経内分泌分化や、クロモグラニン、シナプトフィジンなどの免疫染色により確定診断されるが、小細胞癌との鑑別が困難である症例も少なくない。治療は、早期例では手術が行われ、術後補助化学療法の追加により予後が改善する可能性がある。進行・再発例では、小細胞肺癌に準じたプラチナ併用療法による全身化学療法が推奨される。また近年ではmTOR阻害剤などによる分子標的療法が開発されつつある。本稿ではLCNECの概念、診断、治療について解説する。(著者抄録)
Databáze: OpenAIRE