Actual condition of subarachnoid hemorrhage with ruptured cerebral aneurysm in Yamagata prefecture

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2020
Předmět:
Zdroj: 山形大学紀要. 医学 : 山形医学. 38(1):25-37
ISSN: 0288-030X
Popis: 論文(Article)
緒言:くも膜下出血(SAH)は依然として死亡率が高く、さらに発症年齢の高齢化により治療成績の悪化が問題となっている。山形県では平成10年より山形県対脳卒中治療研究会が設立され、急性期脳卒中症例が網羅的に登録されている。本研究の目的はこれらデータから今後のSAHの治療成績の向上のため、SAHの実態と予後不良因子を明らかにすることである。 対象と方法:1998年から15年間登録されたSAHの4460例(男性1460例、女性2996例、不明4例、平均年齢66.0±14.5歳)のうち出血源検索を行えた3566例の破裂脳動脈瘤によるものと重症で出血源が検索されなかった748例を加え、4314例を対象とした。5年毎に前、中、後期の3群に分け、患者背景、重症度、治療法、治療成績を検討し、経年的変化及び予後不良因子を解析した。 結果:年間平均発症数は前期311.4、中期313.6、後期267.0例/年で平均年齢は前期64.9±13.6、中期66.3 ±14.9、後期66.9±15.0歳と有意に高齢化していた(p
Databáze: OpenAIRE