Needs for Earning BS Degree of RNs Who Work at the Hospitals in Okayama City

Autor: FUMIKO, YASUKATA, AKEMI, ARIOKA, TOMOKO, TANAKA, SACHIKO, WADA
Přispěvatelé: 岡山県立大学保健福祉学部看護学科, 聖華看護専門学校, 岡山中央病院健康増進部, 岡山協立病院ICU, Department of Nursing, Faculty of Health and Welfare Science, Okayama Prefectural University, Okayama Central Hospital, Seika Nursing Diploma School, Okayama Kyouritsu Hospital
Jazyk: japonština
Rok vydání: 1998
Předmět:
Zdroj: 岡山県立大学保健福祉学部紀要. 5:61-70
ISSN: 1341-2531
Popis: 岡山市内500床以上の病院に勤務する看護職500名を対象に、学士取得に関するニーズの実態調査を行った。今回は`学士取得の意志あり'という積極的ニーズに`条件が合えば可能'という潜在的ニーズを加えたものを学士取得ニーズと定義した。回収率は93.8%(469名)で、そのうち学士取得意志有りは90名(19.2%)であり、`条件が合えば可能'は114名(24.3%)であった。この結果、岡山市内の病院で働く看護職の学士取得ニーズは43.5%と高いことがわかった。また学士取得のニーズは30歳代では55.8%と最も高く、病棟において主任等管理的役割を取り始める年齢であることから、キャリア発達との関連で学士取得ニーズが高くなる可能性が示唆された。 学士取得の受講動機に関しては、筆者らの先行研究の結果をもとに、➀白己成長欲求➁仕事関連のニーズ➂大学志向➃内的・外的条件の4つのカテゴリーを枠組みにして構成した質問紙を用いて調査した。調査の結果、自己成長欲求や仕事関連のニーズが高いことが明らかになった。一方、学士取得のための条件としては厳しい現実があることがわかった。今後、学士取得ニーズを現実化するためには、専修学校卒業生の編入制度の導入や職場の条件整備に関する検討が必要である。
Databáze: OpenAIRE