School’s Role in Sustaining Residents’ Consciousness in Small-Scale Island : A Case Study at Ôgami Island, Miyakojima City, Okinawa Prefecture
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2010 |
Předmět: | |
Zdroj: | 法政地理 = JOURNAL of THE GEOGRAPHICAL SOCIETY OF HOSEI UNIVERSITY. 42:9-20 |
ISSN: | 0912-5728 |
Popis: | 沖縄県宮古島市に位置する大神島は,70歳以上の高齢者が約70%を占める.近年は,子どもをもつ青年や壮年がおらず,島民の孫を転入させ学校を維持してきたが,1996年4月に小中学生がいなくなり一旦休校になった.その1ヵ月後に,沖縄本島から親子で転入があり学校が再開された.その後も島民が孫を呼び寄せ学校を存続させてきたが,2008年4月から在籍者がおらず再び休校となり,近い将来廃校となる可能性が高い.2008年3月までは,子どもの存在に加え,昼間のみでも教職員が滞在し,島に活気を与えていた.さらに,学校行事に島民が参加するだけでなく,宮古島在住の大神島出身者も行事に参加するため帰島し,その間島は賑わった.現在,孫を島に呼び寄せることも困難となり,島民はもはや学校の再開より,定年退職後に出身者が帰島し,島を活性化させていくことに期待している.しかし,定年退職者の帰島が当面続いたとしても,数十年後には大神島出身の定年退職者もいなくなり,島の衰退を危惧する声もある. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |