The Structure of Teaching-Learning Method of the Bed Making Skill for the Beginner of Nursing
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2009 |
Předmět: | |
Zdroj: | 飯田女子短期大学紀要. 26:59-74 |
ISSN: | 0912-8573 |
Popis: | application/pdf 本研究では,「『静脈血採血』技術の修得を促す教育方法」における課題「様々な技術修得の過程に反映できるかの検証」を受け,「基礎看護技術論II」『環境を整える・ベッドメーキング』の技術演習において,看護の初学者である学生に『静脈血採血』の技術演習に準じた教授方略を用い検証を行った.『静脈血採血』に準じた習熟度別の教授方略は,習熟度による各コースの技術修得に有意な差がみられ,学年の終盤に修得する『静脈血採血』とは異なる結果となったが,技術試験では表現されない学生の思考の過程は,教授一学習方法を検討する際の要素となった.「ベッドメーキング」の技術修得の過程は,演習前のイメージ作りから立体像を描く過程の教授方略,演習での習熟度別の教授方略,課外練習の活用方法,および技術試験の評価を一連とし,その教授-学習方法の構造化を行った.看護の初学者を教授する基礎看護学領域において,新カリキュラムに盛り込まれている「様々な環境の変化の中で常に社会から必要とされる看護師」であるために養うべき学生の資質,そこにかかわる教員の資質を看護実践能力を主眼として論考した.学生は,技術を,模倣ではなく自分のものとし,巧妙化するために,"知る段階""身につける段階"を実体験から学んでいる.主体性に欠ける学習姿勢を指摘される近年の学生は,この実体験が,基礎看護学領域においては要であり,看護の初学者である学生の純粋な思いや疑問など,学生の感じたままに正面から向き合い,その感じたままの感情を大切に育むことが,教授一学習方法の構造化に必要不可欠であることを述べる. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |