感性という言葉と感性情報

Autor: Takashi, HAMADA, Kimihiro, YAMANAKA
Jazyk: japonština
Rok vydání: 2020
Předmět:
Zdroj: 甲南大学紀要.知能情報学編. 13(1):77-86
ISSN: 1883-0161
Popis: 1990年代に「感性情報」のプロジェクトが始って以来,コンピュータサイエンスの分野で「感性」という言葉がしばしば使われる.この言葉は魅力的に響くが,意味は必ずしも明確ではない.「感性」という言葉は,幕末・明治以降多く作られた翻訳語の1つであり,それゆえに意味が曖昧である.さらに翻訳語に特有の「カセット効果」により,その意味には‘+’の方向にバイアスがかけられている.本論文では,「感性」という言葉の歴史を辿り,感性情報研究の現状を紹介し,感性の神経メカニズムについてまとめ,考察を行った.
Databáze: OpenAIRE