当検査室におけるパニック値を含めた異常値報告の現状

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2018
Předmět:
Zdroj: 加古川市民病院機構学術誌. :17-19
ISSN: 2189-1567
Popis: 当検査室では生命が危ぶまれるほど危険な状態にあることを示唆する異常値、つまりパニック値や、急変記録はないが結果変動が著しい場合、速やかに主治医または診療科、病棟へ電話連絡を行っている。報告基準は日本臨床検査医学会、臨床検査法提要から採用した検査項目・異常範囲を基本とし、見落とし防止のための視覚的な異常値表示や症例の共有と知識統一を目的とした検査室内検討会等の取り組みを行っている。今回我々は緊急報告が有用であった事例を経験し、正確で迅速な報告の重要性を再確認した。緊急異常値は診療科、採血状況によって異なる為、臨床医と相談のもとに変更していく必要がある。(著者抄録)
Databáze: OpenAIRE