Functions of Grammatical Constructions in German : Based on Translated Works of Kenji MIYAZAWA

Autor: SHIMA, Norio
Jazyk: japonština
Rok vydání: 2023
Předmět:
Zdroj: 京都産業大学総合学術研究所所報. 17:27-59
ISSN: 1348-8465
Popis: 本論考では,ドイツ語の「他動詞型結果構文(Transitive Resultative Konstruktionen: TRK)」,「自動詞型結果構文(Intransitive Resultative Konstruktionen: IRK)」,「同族目的語構文(Kognates Objekt: KO)」そして「オノマトペ構文(Onomatopoetikum: ONOM)」を取り上げ,ドイツ語に翻訳された宮沢賢治の作品を用いて当該構文のドイツ語テキスト内での生起頻度とその構文的役割を調査した。その結果,これまでの研究成果が検証されたと同時に,各構文は人間の感覚領域と密接に関連しているものであることが判明した。さらに,今回の構文は,どれも言語使用の場面においてより具体的で,個別的,可視的な描写に寄与していると言う点で,Talmy(1985, 2000)の言う「語彙化」の過程とは反対の方向を指向する文法的な過程であることも主張した。
Databáze: OpenAIRE