Allergic diseases and the use of anti-allergic drugs and supplements among university students

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2016
Předmět:
Zdroj: 国際医療福祉大学学会誌 = Journal of the International University of Health and Welfare. 21(2):54-68
ISSN: 2186-3652
Popis: 近年,花粉症患者が若年者で増加している.そこで,大学生706 人を対象に,アレルギー性疾患の発症状況と環境要因,さらに医薬品,サプリメントおよび食品の効果について解析した.本研究での有症率は,アレルギー性鼻炎40.7%,アトピー性皮膚炎13.0%,喘息7.9% で,過半数がアレルギー性疾患を持っていた.喘息とアトピー性皮膚炎では,半数以上が他のアレルギー性疾患を併発していた.アレルギー性鼻炎と喘息の初発時期は,女性の方が中学生以後の発症が多かった.アレルギー性疾患の発症に遺伝的要因が大きく関与しており,兄弟・姉妹がアレルギー性疾患有症者である場合,アレルギー性疾患を複数発症するリスクが高かった.アレルギー性疾患有症者は自宅でのペット飼育割合が低く,特に猫の飼育割合が低く,一方でアレルゲンでは動物の中で猫が多かった.アレルギー性疾患は,医薬品,サプリメントおよび食品での寛解は難しく,遺伝的要因は変えられないため,環境要因による影響を避けることが必須であり,幼児期までのアレルギー性疾患の発症予防を推進することが重要である.
Databáze: OpenAIRE