Causatives in Hata Dialect : A transitional stage of morphological change
Autor: | Matsumaru, Michio |
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Jazyk: | japonština |
Rok vydání: | 2002 |
Předmět: | |
Zdroj: | 阪大日本語研究. 14:21-38 |
ISSN: | 0916-2135 |
Popis: | 本稿は、高知県幡多方言話者の使役諸形式を記述し、現在進行中の変化の一過程をとらえようとするものである。調査結果から、「行カサス」のような二重使役形式は、平叙文において間接的使役の意味でのみ用いられるが、行為要求文になるとこのような使い分けがはっきりしなくなっていくことがわかった。 また、一段動詞にのみ存在する、「見サス」のようなサス使役動詞と「見ラス」のようなラス使役動詞はほとんど意味的な違いを持たないことも明らかとなったOこれらの結果から、(a)活用体系の変化には意味的な差異をもって進行するものと意味的な違いを持たず進行するものの2種類があること、そして(b)二重使役形式-の変化は、間接的使役から直接的使役の意味へ、行為要求文から平叙文-という方向で起こることが示唆される |
Databáze: | OpenAIRE |
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