A New Theoretical Framework for Analyzing Economic Fluctuations with Firm Heterogeneity
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2016 |
Předmět: | |
Zdroj: | 新潟産業大学経済学部紀要. (47):47-74 |
Popis: | 論文(Article) 2000年代の後半以降、経済学の様々な分野において企業の異質性に着目した研究が盛んになっている。本論文では、企業異質性と経済変動の関連性に関する代表的な理論として、Gabaix (2011) による粒状仮説(Granular 仮説)とAcemoglu 他(2012) によるネットワーク仮説を取り上げる。論文の前半では、これらの理論の背景となるベキ乗則(Power Law)による企業の順位–規模の特性や、ネットワーク中心性に基づく企業属性の分析の方法を検討し、日本企業の企業規模およびネットワーク属性の異質性について論じる。論文の後半では両仮説を統一的に扱うことのできる一般均衡モデルを構築し、競争均衡において企業規模およびネットワーク中心性にみる企業の異質性の程度が、実質GDPの変動に与える影響を分析する。とくにGDP が従う分布の特性に関する主要な理論的命題について証明を与える。 application/pdf |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |