敗血症性DIC症例におけるリコンビナントトロンボモデュリン製剤使用時のプレセプシンおよび他の液性因子の比較検討
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2014 |
Předmět: | |
Zdroj: | 日本外科感染症学会雑誌. 11(3):181-186 |
ISSN: | 1349-5755 |
Popis: | リコンビナントトロンボモデュリン製剤投与/非投与群の2群間において感染症関連マーカー、凝固関連マーカー、重症度スコアの推移と28日転帰を比較検討した。対象は、2010年6月から2011年5月までの12ヵ月間に岩手医科大学救急医学講座、福岡大学医学部救命救急医学講座、刈谷豊田総合病院救急・集中治療部、高知医療センター検査診療部に入院となった敗血症性DIC症例79例。経過中、感染症関連マーカー、重症度スコアは両群間に有意差は認めなかったが凝固関連マーカーにおいてFDPが投与群で有意な低下を示した。28日死亡率は有意差を認めなかったものの投与群で低い傾向(p=0.301)がみられ、生存曲線においても投与群で高い傾向がみられた。また各指標の経時的推移ではプロカルシトニン、IL-6、CRPは両群とも有意に低下したが、プレセプシンと重症度スコアは有意な低下はみられず似た推移を示した。(著者抄録) |
Databáze: | OpenAIRE |
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