A study on the relation among social skills and equity of social support (Special Issue of the Faculty of Human Sciences; Studies Presented to Prof. Motoo MITSUDA on his Retirement)
Jazyk: | japonština |
---|---|
Rok vydání: | 2009 |
Předmět: | |
Zdroj: | 大阪経大論集. 59(6):187-193 |
ISSN: | 0474-7909 |
Popis: | 本研究は、ソーシャルサポートの衡平性とソーシャルスキルの関連について検討することを目的とした。大学生193名を対象とした調査によって、ソーシャルサポートの入手量と提供量の差(衡平性)を「認知レベル」と「実行レベル」に分けてとらえ、それぞれの衡平性とソーシャルスキルとの関連について検討した。ソーシャルサポートの衡平性が、ソーシャルスキルのどの様な特徴によって規定されるのかを検討するために、KiSS-18で測定した能力的側面を反映する「全般的なソーシャルスキル」得点、および、ENDEで測定した行動的側面のスキル、「記号化スキル」と「解読スキル」の各得点を独立変数に、サポートの衡平性を従属変数とする重回帰分析を行ったところ、以下の知見が示された。1)解読スキルが高ければ認知・実行のレベルを問わず、サポート提供量が増加する、2)記号化スキルが高ければ、入手量が増加する、3)能力的側面でのソーシャルスキルが高ければ、実行レベルでのサポートの提供量が増加する。以上から、サポートの教授それぞれについて、異なる行動的側面を持つソーシャルスキルが機能していること、および、行動的側面と能力的側面によるソーシャルスキルのとらえ方によって、サポートの衡平状態への影響が異なる可能性が示唆された。 |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |