Two Cases of Stage Testicular Germ Cell Tumor Where Surveillance Was Selected
Jazyk: | japonština |
---|---|
Rok vydání: | 2007 |
Předmět: | |
Zdroj: | 徳島赤十字病院医学雑誌 = Tokushima Red Cross Hospital Medical Journal. 12(1):127-132 |
ISSN: | 1346-9878 |
Popis: | 2005年度,同時期にStage精巣胚細胞腫瘍でサーベイランスを選択した2例を経験した.症例1は41歳の既婚男性.2005年11月7日,左精巣腫瘍で当科に紹介された.遠隔転移を認めず,高位左精巣摘除術を施行した.病理診断はセミノーマであり,術後,腫瘍マーカーは正常化し,サーベイランスを選択された.2006年4月3日,LDH 977U/L と上昇し,傍大動脈リンパ節転移を認めた.化学療法にて,CR が得られ経過観察中である.症例2は27歳の独身男性.2005年11月11日,右精巣腫瘍で当科に紹介された.遠隔転移を認めず,高位右精巣摘除術を施行した.病理診断は混合型(未熟奇形腫・胎児性癌)であり,術後,腫瘍マーカーは正常化し,サーベイランスを選択され,現在も再発なく経過観察中である.精巣胚細胞腫瘍は青壮年期に罹患し治癒率が高く,長期生存が可能であり,就労・婚姻・性機能障害・妊孕性などのQOL に関する問題がある.従って早期癌では,サーベイランス療法が考慮されるが,精神的・医療経済的な問題も挙げられる. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |