Autor: |
MATSUMOTO, Masaya, SHIMIZU, Katsuhiko |
Jazyk: |
japonština |
Rok vydání: |
2021 |
Předmět: |
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Zdroj: |
数理解析研究所講究録. 2208:20-30 |
ISSN: |
1880-2818 |
Popis: |
高等学校における数学や理数探究の目標として,創造性の育成や新しい知識の創造に向けて粘り強く挑戦する力の育成が求められている.この力を育成するための1つの数学的活動として実験数学がある.数学的対象に実験することで推測の生成(暗示的接触)と他の事実による推測の信頼性の増加(支持的接触)を行うことができ,知識の発見の役割が果たせる.またCAS機能を備えた数学ソフトウェアを用いることで,より多く煩雑な計算を実行することが可能になる.本研究ではGoogle Colaboratoryを用いた実験数学環境としての利用を提案し,教材の開発と実践を行ったARCSモデルに基づく質問40項目を作成実施し,Spearmanの順位相関係数を分析を行ったその結果,コンピュータの利用が数学を学ぶ際の学習意欲の向上に有効であることや,数学と情報の教科横断的な授業の可能性が示唆され,Google Colaboratoryの実験数学環境における利用も有効であることを同定した. |
Databáze: |
OpenAIRE |
Externí odkaz: |
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