Characteristics of blood test and ultrasonography findings for detecting TS1 pancreatic ductal cancer

Jazyk: japonština
Rok vydání: 2014
Předmět:
Zdroj: 京都第二赤十字病院医学雑誌 = Medical journal of Kyoto Second Red Cross Hospital. 35:29-34
ISSN: 0389-4908
Popis: pTS1膵管癌22切除例を対象とし、血液検査および腹部超音波検査(US)の特徴を解析した。27.2%に肝胆道系酵素高値、31.8%に血清アミラーゼ高値、61.9%に腫瘍マーカー(CEA、CA19-9)高値を認め、血液検査異常陽性率は77.2%であった。USでの腫瘤描出率は63.6%であり、11例に主膵管拡張、1例に嚢胞、また6例に総胆管拡張を認め、US所見異常陽性率は95.4%であった。頭部病変、小病変、低輝度膵が腫瘍描出を困難にする因子であることが示唆された。血液検査およびUSは小膵癌の拾い上げに有用であるが、USでは主膵管拡張や嚢胞などの間接所見を見逃さぬよう留意し、間接所見を認めた場合には積極的に超音波内視鏡検査(EUS)などの精査を行うべきである。
Databáze: OpenAIRE