Examining the Freedom of Choice in the Philosophical Debates on Free Will (1) ─Spontaneity and Autonomy and Sourcehood and Leewayhood─
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2021 |
Předmět: | |
Zdroj: | 植草学園短期大学紀要 = Bulletin of Uekusa Gakuen Junior College. 22:51-59 |
ISSN: | 1884-7811 |
Popis: | 哲学的自由意志論のなかで「選択の自由」の発想は中心的な位置を占めてきたが、それはまた自由意志の概念分析のさいに恣意的に捨象されつつ、代案の提示が試みられてきた。そこで、この発想の自由意志論内での「捻れた」あり方の反省が必要である。本稿ではその準備作業として、「自律性と起点性」の二要素と、「源泉問題と余地問題」の二つの問題圏について確認をする。問題設定の提示(1節)とこれらの対比の概観(2節)ののち、起点性と自律性の二要素について、自由意志の概念分析の困難の要因を二点(起点性の検証条件の原理的な不在と、自律性の内包する問題の多面性)指摘する(3節、4節)。これに基づき、「選択の自由」の適切な代案の方針を提案する(5節)。最後に、源泉問題と余地問題について、二要素との相関を確認したうえで、自由意志論の主題を四象限に分け、「選択の自由」がそのうち主に「L自律性」に関わることを指摘する(6節) |
Databáze: | OpenAIRE |
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