Lactate Dehydrogenase in Human Oral Neoplastic Tissues
Autor: | Shoji Ogasahara |
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Rok vydání: | 1972 |
Předmět: | |
Zdroj: | THE JOURNAL OF THE STOMATOLOGICAL SOCIETY,JAPAN. 39:350-365 |
ISSN: | 1884-5185 0300-9149 |
Popis: | エナメル上皮腫, 歯肉癌および唾液腺腫瘍の各種口腔領域上皮性腫瘍組織について, DNA量あたりのLDH活性とLDH isoenzyme patternを正常対照組織と比較して検討した。LDH活性は, Wroblewski and LaDueの方法に準じてNADHの吸光度変化により測定した。LDH isoenzyme patternは, Dietz and Lubranoの方法に準じてdisc電気泳動により分離し, Ressler氏法の変法による染色液で酵素活性を検出しdensitometryにより求めた。その結果, 一般に腫瘍組織においてはLDH活性の上昇が認められた。エナメル上皮腫のLDHisoenzyme patternはLDH-3にpeakがみられ, 仔牛エナメル器のそれと類似していた。悪性腫瘍では, 歯肉の扁平上皮癌, 未分化癌などのように対照組織に比してM-subunitの増加を示すものと, 腺様嚢胞癌, 悪性エナメル上皮腫のようにそのような傾向を示さないものとがあった。また, 悪性エナメル上皮腫の原発部位と遠隔転移部の腫瘍組織において, LDH潜性ならびにLDH isoenzymepatternに類似性がみられた。以上のような腫瘍の酵素学的性質より, 腫瘍細胞の高解糖能との関連, ならびに口腔領域各種腫瘍組織のchemical biopsyの可能性について言及した。 |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |