Insoluble immune complexes in healthy and inflamed gingiva of humans

Autor: Kohji Hara, Shigeru Kijima, Satoshi Yamashita
Rok vydání: 1985
Předmět:
Zdroj: Nihon Shishubyo Gakkai Kaishi (Journal of the Japanese Society of Periodontology). 27:160-167
ISSN: 1880-408X
0385-0110
DOI: 10.2329/perio.27.160
Popis: 歯周炎罹患者ならびに健常者の歯肉組織中の不溶性免疫複合物を測定し, これが歯周炎の程度にどのような関わりをもつかを検討する目的で以下の実験を行った。即ち, 歯周炎罹患者22名, 健常者5名に対し, 歯肉採取相当部位の probing depth 及び Bleeding Index を測定後, 歯肉を切除採取した。次いでPBSによる溶出操作を4回繰り返したあと, 0.02M citrate buffer (pH3.2) で不溶性免疫複合物を溶出した。不溶性免疫複合物のパラメーターとしてこの抽出液中の解離IgG量を radioimmunoassay (RIA) で定量した。その結果, 健常者のものに比べ歯周炎罹患者のIgG量は有意に増加した。又, probing depth 3~4mm及び Bleeding Index 25~50%でIgG量は最高値を示した。年齢とIgG量の関係では加齢に伴いIgGの上昇が認められた。
Databáze: OpenAIRE