[A patient with gnathostomiasis exhibiting myocardial infarction due to coronary vasospasms]

Autor: Fumihiko Nagasaki, Rikiei Nakayama, Shigeru Matsuda, Yasufumi Murakami
Rok vydání: 1987
Předmět:
Zdroj: Nihon Naika Gakkai zasshi. The Journal of the Japanese Society of Internal Medicine. 76(11)
ISSN: 0021-5384
Popis: 顎口虫症の経過中,冠動脈攣縮によると思われる急性心筋梗塞を起こした症例を経験した.どじょうの生食約3週間後,下痢,微熱が出現. 6週間後,突然上腹部痛を訴え来院した.心電図等から急性心筋梗塞と診断,緊急心臓カテーテル検査を実施し,左冠動脈の広範囲に冠動脈攣縮を認めた.その後,好酸球増加,移動出没する索状の発赤性皮疹が出現.皮膚生検から顎口虫症と診断した.顎口虫症の経過中に胸痛を起こす事は成書にも書かれているが,本例のごとく心臓カテーテル検査などから冠動脈攣縮による心筋梗塞症と診断された症例の報告は見あたらない.冠動脈攣縮と顎口虫症の関係は不明であるが,貴重な症例と考えられるので報告する.
Databáze: OpenAIRE