研究基盤プラットフォーム再考ーFAIRの「I」(Revisiting the 'I' of FAIR in research data infrastructure)

Autor: Tanifuji, Mikiko, Ono, Hiromasa, Ishii, Masashi, Igarashi, Hiromichi, Minamiyama, Yasuyuki
Jazyk: japonština
Rok vydání: 2023
Předmět:
DOI: 10.5281/zenodo.8058607
Popis: JOSS2023セッション:研究基盤プラットフォーム再考ーFAIRの「I」 企画者:谷藤 幹子(国立情報学研究所)/ Mikiko Tanifuji(National Institute of Informatics) 今年5月12日に開催されたG7科学技術大臣会合では、各国におけるオープンサイエンスの推進と研究データ基盤の重要性が議論され、G7科学技術大臣の共同声明として発表された。[参考:科学技術大臣コミュニケ(2023/5/13)] 近年、研究用データプラットフォームやデータベースは、人間と機械が利用するデータ設計や構造化、データ前処理の自動化に進み、今日はリアルタイムにデータ解析して実験を最適化する研究オートメーション化まで、FAIRの「I」(interoperablity、相互運用性)の実践が進み、グローバルサイエンスの潮流となっている。また海外では、研究データの基盤、活用の推進に取り組む国際コミュニティReseach Data Alliance (RDA)では、欧州の研究基盤European Open Science Cloud (EOSC)における研究ドメインでの利活用の試みなど、研究現場でのユースケースの情報交流も盛んである。 本セッションでは、グローバル・ローカルに進む研究データの利活用にかかる研究事例、国際共同研究事例の紹介を交えながら、日本における研究データ基盤に求められる「I」(interoperability)を、生命科学・材料科学・海洋科学の研究者の目線で再考する。 FAIRなデータ、データベース、データリポジトリ、データプラットフォームとは 研究者が使いたくなるUXとは 研究利用における課題 「I」 登壇者:以下の発表資料を公開。 谷藤 幹子(国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター) 「FAIRの「I」」 小野 浩雅(情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 ライフサイエンス統合データベースセンター) 「生命科学分野におけるデータ(ベース)の統合と、データ駆動型研究を行うためのリソース開発」 石井 真史(物質・材料研究機構 マテリアル基盤研究センター) 「NIMS材料データベースの「I」-オントロジーベースのリポジトリ・データベース連携」 五十嵐 弘道(海洋研究開発機構 付加価値情報創生部門 地球情報科学技術センター データ統融合解析研究グループ) 「水産海洋分野での地球環境データ解析におけるBlueCloud基盤との連携」 南山 泰之(国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター) 「FAIRの「I」を実現するNII RDCアプリケーションプロファイルの開発に向けて」
Databáze: OpenAIRE