Studies on factors affecting the sensation of salt taste by the multivariate statistical analysis. Part II

Autor: Keiko Takaki, Yuriko Toda, Kunikazu Oohashi
Rok vydání: 1986
Předmět:
Zdroj: The Japanese Journal of Nutrition and Dietetics. 44:251-256
ISSN: 1883-7921
0021-5147
DOI: 10.5264/eiyogakuzashi.44.251
Popis: 塩味覚と9つの要因すなわち, 性, 年齢, 職業, 居住地域, 最近の健康状態, 官能検査日の健康状態, 空腹感, 病気, 用いた試料のだし濃度との関連について, 林の数量化理論第2類により多変量解析を行った。得られた結論は次のようである。1) だし濃度, 年齢, 性, 職業の4つの要因は, 塩味評価と密接に関連することがわかった。i) だし濃度の濃いほうが塩味を強く感じる。ii) 高年齢になるほど, うす塩味嗜好が強い。iii) 男性は女性より濃い塩味嗜好が強い。iv) うす塩味に慣れる訓練を受けた栄養士養成施設校の学生は, うす塩味嗜好が強い。2) しかしながら, 今回の調査方法によって得られた塩味評価と要因との相関は, 各被験者の属する群を判別するには不十分であった。このことから, 結果を改良するためには, 今回採用した以外の要因も含めて検討する必要があると思われる。
Databáze: OpenAIRE