An experimental study on local invasion and lymph node metastasis by transplantation of oral cancer cells and tissue to tongue of nude mouse
Autor: | Osamu Teranobu, Hironari Kawagoe, Takahide Komori, Keikichi Shimada, Naruki Nishimatsu, Naohisa Oku, Masahiro Umeda |
---|---|
Rok vydání: | 1999 |
Předmět: | |
Zdroj: | Journal of Japan Society for Oral Tumors. 11:74-82 |
ISSN: | 1884-4995 0915-5988 |
DOI: | 10.5843/jsot.11.74 |
Popis: | 3種類のヒト口腔扁平上皮癌由来樹立細胞株 (HSC-2, 3, 4) を単離細胞および組織片の形状で, また手術時採取した7種類の臨床腫瘍組織片 (KOS-4, 5, 6, 7, 8, 9, 10) をそれぞれヌードマウス舌に移植した。本実験モデルにおける局所浸潤およびリンパ節転移について組織学的に検索したところ, 以下の結果が得られた。1.いずれの移植材料ともヌードマウス舌へ移植可能で, 各移植材料別の生着率は29~100%であった。2.舌移植腫瘍は組織学的に浸潤性に増殖していた。単離細胞移植と組織片移植とで組織像に明らかな差はなかった。3.KOS-4~10移植舌腫瘍の浸潤様式は, 採取元患者の浸潤様式と類似していた。4.HSC-2, HSC-3, HSC-4, KOS-5, KOS-7, KOS-8を移植した個体に頸部リンパ節転移を認めた。それぞれの転移率は13~80%であった。5.以上の所見より, 本実験モデルは口腔癌の局所浸潤および頸部リンパ節転移の動物実験モデルとして有用と考えられた。 |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |