The Kanazawa University experience with angiosaricoma of the scalp: The usefulness of docetaxel as an adjuvant treatment

Autor: Takayuki Ishii, Akihide Fujimoto, Kazuhiko Takehara, Keiko Yamamoto, Takashi Hirano, Reiji Morita, Naohito Hatta
Rok vydání: 2007
Předmět:
Zdroj: Skin Cancer. 22:44-48
ISSN: 1884-3549
0915-3535
DOI: 10.5227/skincancer.22.44
Popis: 頭部血管肉腫は極めて予後の悪い腫瘍であるが, 最近では新しい治療法により予後に若干の改善がみられるようになっている。治療法と予後との関連を検討するため1995年~2005年の11年間に金沢大学皮膚科で経験した12例 (男性8例, 女性4例) の頭部血管肉腫について解析した。12例中9例は広範囲切除 (マージンの平均2.5cm) を含む集学的治療を行った。手術を行わなかった2例を含む4例にrIL-2を使用した。6例で電子線の術後照射を, 2例では再発病変に対し放射線治療を行った。ドセタキセルによる化学療法 (weekly TXT) を3例の肺転移巣の治療に, 5例で術後補助療法として行った。局所再発は5例にみられた。7例に肺転移が出現し, 12例中7例が原病死した。術後にweekly TXT療法を行った群は行わなかった群に比べ有意に生存期間が長かった。
Databáze: OpenAIRE