Recurrent Ulcer after Selective Proximal Vagotomy for Duodenal Ulcer
Autor: | Tomoo Tajima, Yasumasa Kondoh, Masao Miyaji, Shunsuke Hara, Toshio Mitomi, Kunihiro Iwata, Kyoji Ogoshi |
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Rok vydání: | 1991 |
Předmět: | |
Zdroj: | The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 24:2340-2344 |
ISSN: | 1348-9372 0386-9768 |
Popis: | 1978年から1984年に選択的近位迷走神経切離術 (SPV) を施行した十二指腸潰瘍待機手術例31例を対象とし, 術前および術後1年時の基礎酸分泌量 (BAO), テトラガストリン刺激時の最大酸分泌量 (G-MAO), インスリン刺激時の最高酸分泌量 (I-PAO), 空腹時血漿ガストリン値, 試験食負荷時の血中ガストリン分泌反応 (T-IGR), インスリン刺激時の血中ガストリン分泌反応 (I-IGR), ならびにKaplan-Meier法を用いた術後累積再発率を検討した.31例中術後潰瘍再発例は9例 (29.0%) で術後10年累積再発率は31.7%であった.術後再発例の術後1年時におけるG-MAOおよび術前のT-IGRは非再発例に比べ高値を示した.術後累積再発率の検討から術前のBAOが4m Eq/hを超えた症例, 術前のT-IGRが2min・ng/mlを超えた症例の累積再発率がそれ以下であった症例に比べ有意に高値を示したことより, 術前にBAOや血中ガストリン分泌反応が高値を示す症例はSPV術後に消化性潰瘍の再発をきたしやすいものと考えられた. |
Databáze: | OpenAIRE |
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