Effects of Periodontal Pocket Irrigation with a Green Tea Extract on clinical Signs and Subgingival Bacterial Flora in Periodontitis Patients
Autor: | Kyuichi Kamoi, Tomohisa Ogawa, Nobuyasu Asaki, Hisahiro Kamoi, Akira Nawashiro, Akane Nara, Akiko Ito, Takami Kakuda |
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Rok vydání: | 1996 |
Předmět: | |
Zdroj: | Nihon Shishubyo Gakkai Kaishi (Journal of the Japanese Society of Periodontology). 38:97-106 |
ISSN: | 1880-408X 0385-0110 |
DOI: | 10.2329/perio.38.97 |
Popis: | 日本茶には抗う蝕作用, 口臭予防作用があることが知られ, その有効成分であるカテキンは抗菌, プラーク付着抑制, 歯肉炎進行抑制作用などを示すことが報告されている。一方, 薬液を用いた歯周ポケット内洗浄は, 歯肉縁下プラークの除去, 抑制に有効とされている。そこで, 本研究は茶葉成分含有溶液による歯周ポケット内洗浄の有効性について検索を行った。成人性歯周炎患者10人に対し, スケーリング・ルートプレーニング後に茶葉成分含有溶液による歯周ポケット内洗浄を滅菌蒸留水による洗浄と対比させながら実施し, 臨床症状および細菌叢の変化について観察した。その結果, 臨床症状では, 茶葉成分含有溶液群で特に, GI, GCF量, BOPにおいて高い改善傾向を示した。また, 細菌叢の変化においても, 総菌数に占める運動性桿菌の比率の減少程度において, 茶葉成分含有溶液群の方が優れていた。以上のことから, スケーリング・ルートプレーニングと併用した茶葉成分含有溶液による歯周ポケット内洗浄は歯周炎に対して有用な補助的治療法の一つとなり得ることが示された。 |
Databáze: | OpenAIRE |
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