A CASE OF PANCREATIC PLEURAL EFFUSION WITH STRANGULATED ILEUS

Autor: Kunihiko Shimura, Katsumi Kurihara, Munetoshi Tsukahara, Naohiro Sata, Hideo Nagai, Taku Yokoyama
Rok vydání: 2004
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 65:2751-2754
ISSN: 1882-5133
1345-2843
DOI: 10.3919/jjsa.65.2751
Popis: 症例は45歳,男性.上腹部痛を主訴に近医へ入院となり,慢性膵炎の急性増悪として治療中にイレウスと胸水が出現し当院へ紹介となった.身体所見と検査所見から絞扼性イレウスを合併した膵性胸水と診断し,緊急手術を行った.手術は絞扼された空腸の部分切除と瘻孔を含めた膵尾部・脾切除術を一期的に行った.術後経過は良好で術後27日目に退院となり,術後1年を経過した現在,胸水の再発を認めていない.本症例では,患者の全身状態と局所所見が良好なため,短期間で確実に膵性胸水の根治が得られる外科治療をイレウスの手術と同時に行った.
Databáze: OpenAIRE